神経医科学研究所代表理事の小城絢一朗です。

2022年10月18日以降、突然の理事退任や講師11人の一斉退任などで受講生の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

退任者が出たクラスにおいては講師の再配置を行い、今後も継続して技術習得していただけるよう努めてまいります。

詳細は追ってご連絡いたしますが、現在受講中の1期生、2023年1月から受講開始の2期生の方の講座も、多少の場所や時間の変更はある可能性はございますが、開講自体は問題なく行われますのでご安心ください。

また、今回受講生の皆様から本部へお問い合わせを多数いただきましたので、今後も皆様に安心して講習会にご参加いただけるよう、お問い合わせいいただいた内容をもとに以下、ご説明させていただきます。

名称を神経整体からシナプス療法に変更した経緯

2019年 元理事の田渕氏がタブチ経営技術コンサル塾内のコンテンツとして技術指導を開始。塾内で使用されていた技術の名称が『神経伝達促通療法』であり、通称「神経整体」と呼ばれていました。

2021年7月 代表理事小城より神経治療法の発表(後のシナプス療法)
同時に、手技でも自律神経にアプローチが可能な事を測定し、分析結果データを日本疲労学会総会にて発表。

2021年12月 日本神経医療工学院を設立
神経治療法の技術の更なる研究開発やエビデンスを得るための活動を代表理事の小城が担当し、マーケティング活動を元理事の田渕氏が担当。
コ・メディカル~医療資格無資格者まで幅広い方が学べるよう、治療という言葉を使用せず、一般的用語の神経整体を暫定名称として使用。

2022年3月 シナプス療法の商標を提出
他社から神経整体の商標が提出された為、神経整体という暫定名称の使用を中止。
理事・講師全員の協議の元、名称を神経整体からシナプス療法へ変更する事を決定し商標登録を出願。

2022年8月22日 シナプス療法の商標を神経医科学研究所が正式に取得

シナプス療法と神経整体の違い

シナプス療法とは、既存の神経系にアプローチする技術に加え、小城絢一朗の研究・開発による増幅の技術、ベクトルの概念、医学・工学の理論、知識を掛け合わせて作られたものがシナプス療法です。

それに対して、自律神経系へアプローチが出来るという点のみ証明されているのが神経整体(神経伝達促通療法)です。

また神経整体(神経伝達促通療法)は感覚に頼る部分も多く、この様な課題を解決すべく、研究、開発を重ね、誰でも再現性高く、安心安全に行えるよう新たに構築された技術がシナプス療法となります。

グループ講習会と個別講習会・特別講習会の講習内容の違いについて

グループ講習会は、シナプス療法を取得する上でのスタンダードな講習会で、現在のシナプス療法で習得可能な技術の全てを学ぶことが可能なコースです。

個別講習会や特別講習会は、短期間で技術習得を目指す方向けのコースです。

個別講習会については受講生の希望を元に進めていきますので、より実践的な講習内容となる場合もありますが、個別講習会や特別講習会の内容もグループ講習会で行う内容を元に進めております。

個別・特別講習会についてはあくまで時短成長コースとしてご活用ください。

途中で指導法が変わった件について

シナプス療法の本質は神経伝達異常を見つけて症状を改善する手技療法です。

そのためにスキャンキャッチリリースと通電という技術を習得し、ベクトルを合わせ増幅を行うことで様々な改善が見込めるのですが、受講生から習熟初期段階ではこの方法での神経伝達異常を見つけることが難しいという声が多く上がりました。

そこで目で見てわかりやすい神経伝達異常の指標として、関節の可動域に着目した指導方法に変更いたしました。

また、ベクトルを皆様により早く理解していただけるよう、皮膚のベクトルの指導も導入いたしました。

当初指導していたスキャンの技術と可動域制限を改善する手法、また皮膚のベクトルの理解が合わさることでより深くスキャンキャッチリリースを行うことができるようになります。

また、上記の理由から初期段階での指導はなくなったスキャンの技術ですが、こちらは一年間の講習内の指導内容には変わらず入っております。
ですので、スキャンキャッチリリースの技術も全受講生へ確実にお伝えさせていただく事を改めてお伝え致します。

元理事田渕氏の退任、および講師11名の退任について

田渕氏の退任については先日もご案内した通り、10月18日突然先方より辞任のご意向が伝えられ、これまで一緒に支えあってきた仲間でもあったため、引き止めたいという思いもありましたが、本人のご意向を尊重し辞任を受理いたしました。受講生の中で憶測が飛んでいる、我々の組織が田渕氏を追い出したのではないかという点は、まったくの事実無根でございます。

 また先日辞任を表明された11名の講師についても、10月下旬の段階では11名の講師全員より継続の意向を伺っておりましたが、11月3日深夜、先方より11名連名で突然辞任のご意向が伝えられました。こちらについても我々が退任を迫ったという事実は全くなく、あくまでご本人たちの突然のご意向を受理したという形になります。

 ですが、いずれにせよこのような形になり、受講生のみなさまには度重なる出来事により、多大なご心配とご迷惑をおかけしたのは事実でございます。本件誠に申し訳ございませんでした。

 冒頭でも申し上げた通り、退任者が出たクラスにおいては講師の再配置を行い、今後も現在と変わらないレベルで技術習得を継続していただけるよう努めさせていただきます。

技術の習得や内容について様々な不安を抱かれた方が多いかと思いますが、受講生皆様が安心して継続していただける内容となっておりますので、引き続き技術の向上に努めていただけますと幸いです。

今後について

現在シナプス療法として数多くの症例をあげていただき、皆様自身にも実感していただいている通り数多くの症状を改善することができる技術ですが、シナプス療法は現時点でのものが最終完成形ではございません。

現在も産学官協力の元、常に臨床と研究を欠かさず行っており、これからもまだまだ発展していく手技療法です。

それゆえ、今後も手技の変更などが発生する可能性も0ではございませんが、良いと思われる技術が開発されましたらその都度、皆様には出し惜しみせずに指導させていただきますので、この点はご了承いただけますと幸いです。

今後とも日本神経医療工学院をどうぞよろしくお願い致します。